今年は、白馬村小谷村に大きな被害がでた神城断層地震から10年目となります。5年生では、信州大学教育学部防災教育研究センターの廣内大助先生のアドバイスをいただきながら防災について学習しています。
25日には、村内で大きな被害がでた中土地区を地域の方に案内していただきながら回りました。村内のあちこちには「震災アーカイブ小谷村看板マップ」があり、そこにあるQRコードを読み取ると、地震直後の様子が見られるようになっています。子どもたちは、地震直後の様子と現在の様子を見比べながら学習していきました。案内の方に「鳥居が倒れてしまったあとが残っているんだよ。」とか「ここは本当は30軒家があったんだけど3軒になってしまったんだよ。」などと解説いただき、地震の怖さを肌で感じたようでした。子どもたちから「おうちの方などに地震の様子をインタビューしてはいたけれど、実際に見てみないと分からないこともたくさんあった。」という感想が出され、とても良い学習になったようです。
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