10月1日に前期終業式・後期始業式を行いました。校長先生から以下のような話があり、全校の子どもたちが真剣に聞き入っていました。気持ちを新たに後期がスタートできたようです。
【校長先生のお話(要約)】
突然ですがみなさん、スポーツを①「サッカー・バスケットボール・ラグビー」②「バドミントン・バレーボール・野球」と仲間分けしたとき、①と②はどんな違いで分けたかわかりますか?いろんな仲間分けの仕方がありますが、①は『試合時間が決まっている』②が『試合時間が決まっていない』スポーツです。
では、みなさんに聞きます。みなさんの「1年間の学校生活」は①と②どちらの仲間でしょう?そう、①「時間が決まっている」方の仲間、つまり「時間が限られている」ということです。①のスポーツでは、前半が終わったとき「ハーフタイム」という「前半を振り返り、後半の作戦を考える時間」を取ります。みなさんにとって今日はそういう日なのです。
ここで、またちょっと考えてみてください。ここに1枚の紙があります。みなさんならどんな使い方をしますか?(絵を描く・切る・折り紙にする・紙吹雪などいろいろな意見が出る)では、この紙をこの机に置きます。見えますか?(机に置いてあるが、子どもたちからはほとんど見えない)でもこれならどうでしょう(98枚の紙を出す。厚みがあるので子どもたちからもよく見える)この98枚は、皆さんが前期に過ごした日々と同じ数です。ではこれなら?(104枚を出す)これは、みなさんがこれから後期に過ごす日々と同じ数です。
「たった1枚の紙・たった1日」は、遠くからではよく見えないかもしれません。でも重なるとはっきり見えてきます。
先ほど、みなさんは紙の使い方をいろいろ出してくれました。「1日の使い方」も同じことです。みなさんは、これからの104日間をどう使いますか?考えてみて下さい。


