11月11日から仲良し旬間が始まりました。12日の朝には、校長先生から友達とのかかわり方についてお話がありました。友達の良いところを書く「なかよしの夜空」も始まり、あたたかい言葉が書かれた星がどんどん増えています。校長先生のお話にあった「人を暖める言葉」が飛び交うような仲良し旬間になるといいですね。
【校長先生のお話】
全校のみなさん、おはようございます。11月に入って、暦の上でももう冬となりました。高い山の上には雪が降りましたね。これから日に日に寒くなります。かぜを引いたりしないように十分気を付けて過ごしていきましょう。
さて、昨日から「なかよし旬間」が始まりました。この期間中みなさんは、改めて「なかよし」の意味を考えたり、自分自身を振り返ったり、いろんな活動に取り組んだりすると思います。今日の校長講話も「なかよし旬間」にちなんだ話しをしますね。
まずこれを見てください。これは何年か前に、安楽寺というお寺で手にいれたものです。ちょっと読んでみます。
「たった一言が 人の心を傷つける たった一言が 人の心を暖める」
もう一度読みますね。「たった一言が 人の心を傷つける たった一言が 人の心を暖める」
この言葉の意味はわかりますか?みなさんは、誰かに何かを言われて、悲しい思いをした経験もあれば、反対に嬉しい気持ちになった経験もあると思います。
だからみなさんも、この二つ言葉を聞いて(うん、そうだよな。)と納得できると思います。
ちょっと聞いてみます。
誰かに何かを言われて、悲しいな 嫌だなという思いをしたことがある人?
(手を挙げてみてください。)
反対に誰かに何かを言われて、うれしかった、心が暖かくなったな ということがある人?
(たくさんいますね。)
じゃあ どんな時 誰から 何と言われて 嬉しかったり心が暖かくなったりしたか教えてくれる人はいますか?
校長先生には今でも忘れられない思い出があります。自分が小学生だった時のいやーな思い出です。嫌な思い出なので、話したくないなという気持ちも少しありますが話しますね。
~中略~
ただそう言われて、とっても嫌だった、悔しかった、悲しかったという記憶がはっきりと残っているだけです。もう50年くらい前の出来事なのに、この思いはずっと消えません。
「人の心を傷つける言葉」「暖める言葉」みなさんはどちらの言葉が欲しいですか?もちろん「暖める言葉」ですよね。逆に「傷つける言葉」はいらないし、嫌ですよね。自分が嫌だと思うものは、他の人も嫌なものです。
みなさんには、「人の心を傷つける言葉」を口にするような人にはなって欲しくありません。そんな思いを込めて今日は話しをさせてもらいました。
この「なかよし旬間」を機会に全校のみなさんのなかよしの輪がさらに大きくなることを願っています。